1969年のレス・ポール
今となっては信じられないでしょうが、ギブソンは1960年を最後にレス・ポールの製造を中止したんです。売れ行き不振が原因のようです。
1961年からは今で言うSGが出荷されるのですが、「レス・ポール」のモデル名で2年間販売されます(通称『レス・ポールSG』)。
レス・ポール不在の間にロックがハードに変化し、レス・ポール復活のリクエストが寄せられるようになったため、1968年にスタンダードとカスタムが発売されます。
1968年のスタンダード、カスタム共マホガニー・1ピース・バック&ネック、メイプル・2ピース・トップという仕様で、スタンダードはゴールド・トップ&P−90シングル・コイル・ピックアップ、カスタムが黒でハムバッカーという違いがありました。
(なんでサンバーストを出してくれなかったんでしょうね)
と、ここまでは皆さんご存知の話。
混沌の1969年について、私の乏しい経験からお話しようと思います。
1969年のレス・ポールはボディがパンケーキと呼ばれるマホガニー+メイプル+マホガニーというボディ・バックと3ピースに変わったメイプル・トップ、ネックはマホガニー・3ピースへと変更されます。
トップのアーチがのっぺりとした起伏の乏しいものに。
さらにスタンダードはヘッドがカスタムと同じ大きさに拡大されます。
そしてスタンダードはピックアップをミニ・ハムバッカーに変更してレス・ポール・デラックスと改名されることに。
で、この変更がどういう順番で行われたのか、というのが今回のオタクネタです。
今まで見たことがあるものは
・1ピース・ネックのままヘッドが大きいスタンダード。1ピース・バック、アーチ豊か。
・3ピース・ネックのスタンダード。1ピース・バック、アーチ豊か。
・1ピース・ネック、3ピース・トップ、1ピース・バックのカスタム、アーチ豊か。
・1ピース・ネック、1ピース・バックのデラックス。アーチ豊か。
以上です。
このことから考えると
最初にネックを3ピースにした。
2番目にトップを3ピースにした。
3番目にバックをパンケーキ化した。この時期にアーチがなだらかに?
スタンダードとデラックスは混在した。
となるのではないかと。
もし別のパターンをご覧になったことがあるという方がいらっしゃいましたらご一報ください。









最近のコメント