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2012年3月31日 (土)

トニー・ベーコンの本、改訂版が出た

以前はアメリカのギター総合解説本として、バイブルとなっていたトム・ウィーラー「アメリカン・ギターズ」がありましたが、記述内容が古く、アップデートもされていないので、最近ではトニー・ベーコンですよね。

2001年に出版された「History of the American Guitar: 1833 to the Present Day」の改訂版、出ました。そうですね、10年ごとに改訂していただければ、ずっとバイブルでいられるのかな。


かつてのバイブルはこちら


2012年2月26日 (日)

エボニーも不足してるのか?

ギブソンから出るレス・ポール・カスタム・ローズウッド・マデューロって、指板がエボニーじゃなくてローズウッドなんです。

マデューロってのは葉巻の外葉で、葉巻の中では濃い色の方になります。

ギブソンのサイトを見るとエボニーの枯渇に対するデザイナーの挑戦だとかありますが、ローズウッドではギブソンはやらかしてますから、ベイクド(焼き)・メイプルとかObecheという代替材も使用しています。
指板は供給難ですね。

エボニー使用の「カスタム」を値上げする伏線と見ることもできますね。

一方、「スタンダード」系の指板は、今後ベイクド・メイプルが主流になりそうな感じですね、供給の面からは。

2012年2月 5日 (日)

ウェイト・リリーフ・ホールの位置変更っぽい

ニューモデル「レス・ポール・スタジオ・サテン」に皆さんが関心あるあの話題が。

Product Features
・Newly designed Mahogany back with Maple cap
・’50s rounded neck profileBaked Maple fingerboard with figured acrylic trapezoid inlays
・Pair of Burstbucker Pro pickups
・Vintage-style tuners with 14:1 tuning ratio

こいつの1番目。

本文の該当箇所
the strategic placement of several tone chambers enhances resonance while also reducing the guitar’s overall weight considerably, without sacrificing an ounce of punch or sustain.
を読む限りでは、トーン・チャンバーつまり穴の位置を見直したようです。

それとも、今までの「スタジオ」がウェイト・リリーフ・ホール仕様だったのに対して、「スタジオ・サテン」がチャンバード・ボディ仕様になっているということを言いたいだけなのかな。

ご存知の通りウェイト・リリーフのボディよりチャンバードの方が空洞が多く軽いです。

さて、入手された方のレポートをお待ちしましょうか。

2012年1月15日 (日)

スクワイヤーの本

昔の弦のブランドで休眠状態だったスクワイヤー(SQUIER)を引っ張り出して来て、日本製のフェンダー・ギターの廉価版の販売チャンネルに利用して30年(!)、関係者が多過ぎて書きにくいことが多い日本人ではなくアメリカ人ライターのトニー・ベーコンが1冊にまとめてくれましたよ。

届いたら感想書きます。

2012年1月11日 (水)

ありがとうギターハウス

中野のギターハウスが2月で閉店しちゃうそうです。

何本も買って何本も売ったなぁ。ギターの見方、買い方も教えてもらったなぁ。

最終日までには挨拶に行こうかなぁ(何か買えよ)

2011年12月24日 (土)

続編が出た「レスポール大名鑑」

名著 "The Modern Era Of The Gibson Les Paul Legacy 1968-2009"が翻訳されて(改題がひどくて頭が痛い)出ますよ。


こちらがオリジナル

内容は一度生産が打ち切られたシングル・カッタウェイのレス・ポールの復活、仕様変更の変遷、カスタムショップ製品、そしてギタリスト レス・ポールの死について。

オリジナルの方は出版の準備が整いつつあった頃にレス・ポール氏の訃報が入り、急遽1章追加になったため発売が遅れました。

数が出ないと思われるので例によって2,500部限定


これは前編


2011年12月14日 (水)

偽物は違法。盗用は?

ファッションのこと、よくわかってない私が変なこと書きますよ。

各ブランドのカラーってありますよね。
黒っぽくてシャープなZARAとか、素材感が高級そうなアウトドアのL.L.Beanとか、やり過ぎくらいにマッチョなアバクロンビー&フィッチとか。

でもそういう特徴を出しながらも、流行に乗った商品を出して来ないわけにはいかない。
今年はボタンのパーカーが各ブランドから出てますが、去年はジッパー・フロントでした。もっと前はハーフ・ジップだったかな。
ファッション音痴の私からは、各ブランドに誤差程度の違いしか見つけられません。

そんな中、面白いブランドを見つけましたよ。CALI HOLI(カリホリ)といいます。

デザインはアバクロンビー&フィッチのモロ・パクリと言ってもよいものが多いです。商品写真も黒背景に陰影が濃く映る仕上がりで、A&Fと同じです。

というか、これをご覧ください。

【送料無料】正規直営店から直接買付けの本物【在庫限り】アバクロ【メンズMens】トラックジャケット(ミリタリー)【Lake Eaton】オリーブ【Abercrombie & Fitch】【直営店買い付け】【送料無料】【正規品】【本物保証】


2011年秋当店最新モデルアバクロ、ホリスター、カリホリレア物好き注目のアメカジメンズ ジャケット大人気独自入手ルート確保済み【在庫限定商品】【2011年モデル】カリホリメンズトラックジャケット●【0B3】CH98099訳あり●アメカジCALIHOLI【この季節に最適】∴

上がアバクロンビー&フィッチ、下がカリホリです。
リンク先の大きな画像をブラウザのタブ機能を使って2枚を交互に見比べてみてください。
コントラストとブランド・ラベルが違うだけで、フラップの皺から全体の置き方まで、全く同じ写真です。

カリホリはアバクロンビー&フィッチの写真を加工して商品写真を作っていると考えて差し支えありますまい。

他にもカリホリのカラー・バリエーションについては同じ写真から色違いが作られています。これを見れば一目瞭然。

2011年秋当店最新モデルアバクロ、ホリスター、カリホリレア物好き注目のアメカジメンズパーカー大人気独自入手ルート確保済み【在庫限定商品】【2011年モデル】カリホリメンズフード付ジャケット●【32ZB1】CH98120訳あり●アメカジCALIHOLI【この季節に最適】∴

2011年秋当店最新モデルアバクロ、ホリスター、カリホリレア物好き注目のアメカジメンズパーカー大人気独自入手ルート確保済み【在庫限定商品】【2011年モデル】カリホリメンズフード付ジャケット●【31YF2】CH98015訳あり●アメカジCALIHOLI【この季節に最適】∴

2011年秋当店最新モデルアバクロ、ホリスター、カリホリレア物好き注目のアメカジメンズパーカー大人気独自入手ルート確保済み【在庫限定商品】【2011年モデル】カリホリメンズフード付ジャケット●【32ZB1】CH98118訳あり●アメカジCALIHOLI【この季節に最適】∴

ここで私が言いたいことは偽物じゃなくてアバクロンビー&フィッチを買いましょうってことじゃないんです。
カリホリは本物ですよ、独立したブランドです(おそらく数店舗しか扱っていないショップ・ブランド)。
本家がユーズド加工をやり過ぎているのに対して、結構きれいな仕上がりです。


さよう、私はカリホリを買いました。アバクロンビー&フィッチも買いました。

本家を着用しながら、同じテイストで違うデザインが欲しいときカリホリは重宝します。
ブランドのオリジナリティを出して勝負するのが真っ当なんでしょうけど、こういうモロコピーというゲリラっぽい作戦、嫌いじゃありません。

何度も言いますが、偽物じゃありません。偽物はブランド・ラベルまでコピーします。違法です。
カリホリは限りなくアバクロに似ているけど少し違う「オリジナル」です(笑)

2011年12月 4日 (日)

ギブソンはローズウッドを諦めた

ギブソンが当局と揉めていることはお伝えしましたが、一向に解決に向かう様子はなく、一部機材と多くのローズウッドは差し押さえられたままということです。

カスタムショップ用の高級ローズウッドは確保されているようですが、量産しなきゃならないレギュラー・モデル用にはBaked Maple、つまり「焼きメイプル」が標準で採用されたようです。

例えばこれ(ファイアーバード・スタジオ)ね。
(ちなみにこのギターいいですね。お値段によっては萌えちゃうかも)

ブラジリアン・ローズウッドが「ヴィンテージに使用されていたから」という理由で神格化されたように、2010年までのギブソンが「指板がローズウッドだから」という理由で将来のヴィンテージ化するんでしょうね。


でもね、これ悪くないと思うんですよ。

ギブソンは過去の成功が現在を支えているんですが、新しいことにも常にチャレンジし続けています。
エレクトリック化も戦前から始めていますし、ハムバッキング・ピックアップ、ロー・インピーダンス・ピックアップ、プリアンプ内蔵、自動チューニングも全部やってます。

でもユーザーから「ギブソンらしくない」と拒否されることが多く、結局レス・ポールとSGがエレクトリックを引っ張っています。


例えば

マホガニーはキューバ産が最高級品ですがすぐに枯渇し、ギブソンが使用していたのは当時の代替材ホンデュラス・マホガニーでした。
これもすぐになくなり英領ホンデュラス産を経て世界中にシフトしていきます。
マホガニーと呼ばれている材は世界中にありますが、分類的に同一種ではなく、南で採れる褐色の材が商品として名乗っているだけという状況です。(wiki)

それでもマホガニーにこだわっているのは音質が良いからではなく、マホガニーに見えないと納得しないユーザーのためです。
マホガニー以外で作られたSGや、バックがマホガニーでないレス・ポールは売れないのです。

そこで生じるのが重量問題です。
現在の(いわゆる)マホガニーは重く、ウェイト・リリーフ・ホールを空けなければギターとして重すぎてしまうという事態になったのはご存知の通り。
(それでも1970年代はユーザーが重さに耐えていました。サスティン重視で重いギターが流行っていたという背景もあります。)


後続メーカーが比較的自由に木材をチョイスできたのに対して、ギブソンは過去の成功が新しい素材へのシフトを難しくしているのです。


ローズウッドも同じようにブラジル産が禁輸対象になって以来、インド産が世界の需要を満たしていましたが、ついにそれも厳しくなってきました。
ギブソンは危ない橋を渡らないとローズウッドを入手できなかったのでしょうか。

こうなった以上、ユーザーもローズウッド指板を求めず、使える素材からいいものを選んでいるメーカーとの信頼関係が構築できればと思います。

しかしメイプルをローストするなんて方法、よく思いつきましたね。

2011年10月30日 (日)

レス・ポール・スタジオ・ライトが帰って来た

驚異的な低価格とバランスの採れたスペックで人気のレス・ポール・スタジオ'50s トリビュートに、ハムバッキング・ピックアップ搭載のモデルが加わります

えーと、そうすると普通のレス・ポール・スタジオとどこが違うのかというと、
ズバリ、ボディ構造が違います。

レス・ポール・スタジオはウェイト・リリーフ・ホールありボディであるのに対し、
レス・ポール・スタジオ'50sトリビュートはチェンバード・ボディなのであります。

どっちも穴あきを意味するけど、どう違うのか。

チェンバードの方がくり抜き体積が大きく軽いです。

ということはレス・ポール・スタジオ・ライトってこと?(笑)
スタジオ・ライトはくり抜き部にクロマイト(バルサ)インサートがあって空間効果を打ち消しているので、設計意図は随分違いますが。


すでに動画が公開されていますね。
やっぱりハムバッカーらしい音がしてます。

2011年10月16日 (日)

ナットをファイリングしてみた

買ってから20年、うちのレス・ポール・カスタムはチューニングの合いにくい個体だと思ってました。

友人に貸しても「これチューニングが安定しないね」と言われたし、みんなそう感じるんだから間違いないだろうと。

3弦がおかしくて、チョーキングして戻すと音程が下がってしまう。ナットで弦が引っかかる感じ。

ナットはロックしないのなら滑らせるのが得策。目立てヤスリでナットの溝を軽くこすってみました。削りカスも出ない程度に。


はい、結論は「成功」でした。チューニングが安定しましたよ。


っていうか、20年間何やってたんだ、私は。


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