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同じ病気「ギター好き」

2009年7月 7日 (火)

1969年のレス・ポール

今となっては信じられないでしょうが、ギブソンは1960年を最後にレス・ポールの製造を中止したんです。売れ行き不振が原因のようです。

1961年からは今で言うSGが出荷されるのですが、「レス・ポール」のモデル名で2年間販売されます(通称『レス・ポールSG』)。

レス・ポール不在の間にロックがハードに変化し、レス・ポール復活のリクエストが寄せられるようになったため、1968年にスタンダードとカスタムが発売されます。

1968年のスタンダード、カスタム共マホガニー・1ピース・バック&ネック、メイプル・2ピース・トップという仕様で、スタンダードはゴールド・トップ&P−90シングル・コイル・ピックアップ、カスタムが黒でハムバッカーという違いがありました。
(なんでサンバーストを出してくれなかったんでしょうね)

と、ここまでは皆さんご存知の話。

混沌の1969年について、私の乏しい経験からお話しようと思います。

1969年のレス・ポールはボディがパンケーキと呼ばれるマホガニー+メイプル+マホガニーというボディ・バックと3ピースに変わったメイプル・トップ、ネックはマホガニー・3ピースへと変更されます。
トップのアーチがのっぺりとした起伏の乏しいものに。
さらにスタンダードはヘッドがカスタムと同じ大きさに拡大されます。
そしてスタンダードはピックアップをミニ・ハムバッカーに変更してレス・ポール・デラックスと改名されることに。

で、この変更がどういう順番で行われたのか、というのが今回のオタクネタです。

今まで見たことがあるものは

・1ピース・ネックのままヘッドが大きいスタンダード。1ピース・バック、アーチ豊か。
・3ピース・ネックのスタンダード。1ピース・バック、アーチ豊か。
・1ピース・ネック、3ピース・トップ、1ピース・バックのカスタム、アーチ豊か。
・1ピース・ネック、1ピース・バックのデラックス。アーチ豊か。

以上です。

このことから考えると

最初にネックを3ピースにした。
2番目にトップを3ピースにした。
3番目にバックをパンケーキ化した。この時期にアーチがなだらかに?
スタンダードとデラックスは混在した。

となるのではないかと。

もし別のパターンをご覧になったことがあるという方がいらっしゃいましたらご一報ください。

2009年7月 5日 (日)

ゴールド・トップを剥がしてみたら

1952年のデビュー時ゴールド・トップで登場したレス・ポール・モデルです。
金色に塗られて分かりにくくなっていますが、ご存知の通りトップにメイプルを貼ったマホガニー・ボディです。

当時メイプルは3〜4ピース使われており、サンバースト仕上げになる1958年に真ん中合わせの2ピースに変更されます。

一旦製造が終了した後、1968年に復活しますが、その年はゴールド・トップでありながら真ん中合わせ2ピースです。

翌1969年途中から3ピースとなり、ネックも3ピースに、マホガニー・バックもパンケーキ化していくことになります。

そしてスタンダードはピックアップをミニ・ハムバッカーに変更して「デラックス」と改名されるのですが、トップは3ピースのままだと思っていました。

違いましたよ。

というわけで、こちらのページを。

ね、すごいでしょう?トップは5ピースですか。そしてこの時期は通称パンケーキ・ボディですから、いくつの木のパーツが必要だったことやら。

でもおそらく2ピース・トップだろうと音に差は出ないはずなんです。

2009年7月 1日 (水)

ここんところ335


ギブソンが「ソリッド・ギター革命」について来れない層を対象に発売したセミ・アコースティックのES-335TD

ソリッドに近い音からフル・アコースティックに近い音までカバーするので、1970年代のスタジオ・ミュージシャン必携でした。

ドラムスも同じ部屋でリハーサルすると、アンプの音量を上げてしまうのでハウリングがついて回りますが、音量を抑えられる環境なら特有の音が楽しめます。

歪ませたら面白いですよ。ソリッドより複雑な周波数分布がさらに倍音強調で変わった音がします。

2009年6月17日 (水)

SWITCH GUITARSはもうやってないみたい

2007年1月24日のエントリー「ギターの新素材を考える」で採り上げたスイッチ・ギターを販売しているスイッチ・ミュージックですが、現在ウェブ・ページに接続できません。

新製品が出ている様子もなく、活動をしていないものと考えられます。

安価でありながらヴィブラセルという合成樹脂一体成形の意欲的なギターでしたが、残念なことです。
(買ってから言えよ、そういうことは。)

まだ活動していたらごめんなさい。

2009年6月14日 (日)

ロバート・プラントのライブ放送

BShiでロバート・プラントのライブが放送されますぜ!

グラミーで時の人となったロバートとアリソン・クラウス、そして自身のバンドでのライブの2本立て。

ゼップもいいけど、今のプラントも。

2009年6月12日 (金)

Fender Custom Esquireの音


こちらはフロントに搭載したギブソンのハムバッカーをクリーン・モードで弾いています。


こちらはリアをドライブ・モードで弾いています。

2009年6月11日 (木)

たまにはフェンダーの事

Es62色々な方がテレキャスターとレス・ポールの類似点を指摘しております。
フェンダーの中では一番ソリッドな音で、低音から高音までしっかり出るシングル・カッタウェイ構造である事等の理由です。

しかし両者が決定的に違うのはピックアップ等ではなくスケール。

テレキャスターの25.5インチに対してレス・ポールの24.75インチ

この差は大きいですよ。

指が届くとか届かないとかじゃありません。弦の張りが違うんです。

テレキャスターが「パリーン」とはじけるようなトーンなのに対し、レス・ポールだと「ビヨ〜ン」と一度振れがうなるような感触がありますよね。この辺りが弦の長さの違いで出てくる部分です。
ゲージを変えてもスケールなりの揺れ方があります。

ですからハムバッカーを積んだテレキャスターでも「ノイズの少ないテレキャスター」にしかならないと感じます。

ちなみに写真はテレキャスターではなくカスタム・エスクワイアにギブソンのTバッカ−を積んだものです。

2009年6月10日 (水)

プレ・ヒストリックというジャンル

Nec_0119ギブソンは経営陣の交代とほぼ同時期にレス・ポールの復刻版「レス・ポール・リイシュー」の生産を始めます。

「リイシュー」は10年ほど続いた後ヒストリック・コレクションにバトンタッチされます。

「リイシュー」に至るまでにはディーラーからのオーダーに応えた「レオズ・ヴィンテージ」「ギター・トレーダー」「58ヴィンテージ」「59ヴィンテージ」等が存在しています。

復刻度はヒストリック・コレクションが一番なのですが、手作り感や似ていない部分も含めて「プレ・ヒストリック・プレミアム」を愛好するグループがあります。
(あ、私は入れてもらってないです。)

またオリジナルにこだわらない、木目や素材にこだわった特注品愛好家も知っていますが、一点モノが好きなだけあってグループ化している様子は見られません。

まだ「リイシュー」愛好会は見た事無いですが、なんででしょうね。

ヒストリック・コレクションを愛する人達は「ヴィンテージに似ているかどうか」が評価ポイントですので今年のモデルはどうだ、3年前はどうだったということが重要らしいです。

復刻版の楽しみ方も様々あるという話をさせていただきました。

2009年6月 9日 (火)

ちょっとだけ迷う

Nec_01201983年に作られたギブソンの「'59 vintage」と呼ばれるギターで、日本ギブソンのシールが貼られていました(剥がれて紛失)。

2種類の59 vintageが存在するらしく、カラマズー製、ナッシュビル製という違いであると考えられています。

様々な情報から、このギターはナッシュビル製の方であると考えられますが、こちらの方はピックアップ・セレクターに通じる溝が太い事が分かっています。

ギブソンが発表している「1980年代前半に軽量化のための穴あけが行われた」始めの時期のもので、意図的に大きく削り落とされているのかも。

現在は軽量化を「丸い穴を9個ほどあける」手法で実現しており、溝はタイトです。

当時のギブソンのフレットは低く、そこが個人的に合わないのですが、打ち直して使うかこちらが慣れるか、未だに迷っているのです。

2009年5月30日 (土)

ブリッジとゲージを変えてみました。

Nec_0126古いSGスペシャルはTune-O-Matic(チューン・オー・マチック)が使われておらず、テールピースと兼用のラップアラウンド(バー)ブリッジが採用されています。

3弦がワウンド(巻弦)の時代の設計なので3弦のブリッジ・サドルは2弦より前に出ていますが、現在のライト・ゲージのような細い弦セットではオクターブ・チューニングが合いません。

そこでバダスやシャーラーからバー・ブリッジのスタッドに取り付けられてオクターブ調整の出来るブリッジが発売になっています。

バダスを使ってみましたが、強すぎるテンション感、12フレット以上の音詰まりが感じられ、使いやすいとは思えませんでした。


これはバダス・ブリッジのせいではなく、サドル部から先を急角度で巻き付けるバー・ブリッジ特有の構造のせいで、私というプレーヤーとこのタイプのブリッジは相性が悪いのだと結論付けました。

サドルから先の角度が比較的浅いシャーラーのブリッジにして一応の解決を見たと思っておりましたが、テンション感を変えたいなら弦の太さを変えればよいのではないかと思い、バダスに009から始まるダダリオのセットを張ってみました。(普段ギブソンのミディアム・スケールには010のセットを使用しています。)

弦の当りが柔らかく、ハイ・フレットでの音詰まりもありません。

バダス・ブリッジは010のセット弦と相性が悪いのか?そう感じるのは私だけ?
謎は残りますが、楽しく弾けるようになったので弦が切れるまで真相の追求はせずに使い続けます。

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